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UNICORN、SMAPファンの戯言です。辛口だったりバカだったり。

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ここは天野 優がUNICORNやSMAP(主に中居君)に関する事を
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2012.4.30

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HOME[PR]小説感想「ZOO1」「ZOO2」感想

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2024-04-16-Tue 21:29:56 │EDIT
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「ZOO1」「ZOO2」感想

2006-06-25-Sun 00:10:01 │EDIT
本日2回目の買ったり立ち読みしたりな小説感想です。
今度は
「ZOO 1」「ZOO 2」です。

ネタバレしたりしなかったりですのでご注意くださいね~!

==============

「ZOO1・2」

これは最初立ち読みしようと思ったんですが、
読むのに時間掛かりそう(というか根気がいりそう)なので買っちゃいました。

まず「ZOO1」



これは映画化されたらしいですね…。
当然私は観た事がないわけですが、原作を読んで思う事は
「え、これを映画化したの!?大丈夫?」でした(^^ゞ
読んだ人ならわかると思うけど、結構キツい描写が多いので
これを規制が厳しい映像で表現するのは大変だったのでは…と、いらん心配を(笑)

収録作品は映画と同じで
「カザリとヨーコ」「SEVEN ROOMS」「SO-far(そ・ふぁー)」
「陽だまりの詩」「ZOO」…の5編。

共通するワードは「生と死」…ですかね…。
1作品ずつ簡単な感想を書いてみます。

<カザリとヨーコ>
双子の姉妹の姉だけが母親にいわれのない虐待を受ける話。
読んでて気持ちのいい話ではありません(^_^;)
ヨーコが可哀相過ぎて…。

<SEVEN ROOMS>
ある姉弟が突然何もない部屋に監禁されて、なんとか抜け出そうとする話。
内容も描写も、かなり怖い話です。
出だしと雰囲気は「SAW(ソウ)」を彷彿とさせます。
SAWと全然違うのは、犯人像が全く出てこなくて、
しかもなぜこんな事をしているのか全くナゾという点。
一応「生命の大事さを身を持って理解してほしい」というのは伝わります。
ドキドキしながら読みましたし、最後犯人に反撃をするあたりはいい感じですが
それと同時に計り知れない切なさが押し寄せます。
最終的には姉・弟の姉弟愛が出ていてちょっぴりホロリ。

<SO-far(そ・ふぁー)>
これはビックリしました。意外な展開。
ししとうを食べてたら、2・3個目で物凄い辛いのに当たって
「ちょっと待ってよ~~~」って思う感じ。(笑)
まんまと作者の術中にハマった気がしてちょっと悔しいです(^^ゞ
切ないだけの話だったはずなのに、急に現実に引き戻されました。
しかもこれ、下手したら実際に起こり得るんじゃないか…という怖さがあります。
映画版は主人公の男の子を神木隆之介君、母親を鈴木杏樹、父親を杉本哲太
…が演じているようで、猛烈に見てみたいです。

<陽だまりの詩>
いわゆる「アンドロイドもの」の典型的な作品ですが、
やっぱりこういう話に弱いのは日本人なのかな~って感じです(^^ゞ
オチは、予想出来る範囲内ではありますがこれにより切なさ倍増、更に倍って感じ。
こういう作品を読むと、「感情を持つロボット」を
無責任に作ってはいけないと強く思います。実際に出来るかどうかは別にして。
って私の人生では作る機会さえありませんので心配いりませんけども(笑)

<ZOO>
本の題名にもなってるところからして、
一番良く出来たというか…一番主張したい作品なのかな?

私的にはそんなに良くは感じませんでした(^^ゞ
いや、描写は凄いと思います。
行方不明になった主人公の彼女がどうなったのか、そして一連の写真の細かい描写。
実際に見た事ないし想像すら出来ないはずなのに
なんとなく想像(したくないのに)出来ちゃう描写がほんと凄い。
それに加え、主人公の心理…その移ろいというか変化は怖い、の一言です。
とりあえず、食事中には読まないほうがいいです(笑←行儀悪いぞ)
タイトルが「ZOO」なのも、読むとわかります。


「ZOO2」



収録作品は
「血液を探せ!」「冷たい森の白い家」「Closet」「神の言葉」
「落ちる飛行機の中で」「むかし夕日の公園で」
…の6編。

<血液を探せ!>
主人公のお爺ちゃんの一人称で話は進みます。
話は結構重い(?)のに、なんだかコミカルな雰囲気でいっぱいです。
自分が殺されるさまを冷静に分析するのは中々怖いはずなのに
そう思えないのは、このお爺ちゃんの語り口のお陰(?)でしょうね…。

<冷たい森の白い家>
非常に不快な話です(T_T)
「白い家」が何で白いのかわかると、ちょっと気持ち悪くて読むの大変です。
こういう時、想像力がありすぎるのは困りものです(^^ゞ
想像力に溢れている人には勧められません…不快になるだけです(汗)
人間の本能というか…あまり綺麗でない部分があらわになってる感じです。

<Closet>
最初から怪しいと思っていた人がそのまま犯人でした。
それ位の感想しかないな…。

<神の言葉>
これもちょっと不快な話です(^^ゞ
でも前の話よりはまだ読み進めていける話だしなんとなく理解出来る部分もあります。
「何でも言う通りになる世界だったらアナタはどうするか」という問題に、
作者はかなりわかりやすく厳しい答えを出したなあ~って思います。
主人公の今後は死ぬまで変わらないと思いますが、
それを可哀相だと思ってはいけないのかもしれません。

<落ちる飛行機の中で>
これは、この「ZOO 2」の中でかなり現実に近い位置にある作品ではないかと。
でもあの空き缶(?)はどーかと思います…。
もしかしてなんか意味があったのに私が気付いてないだけか?
自殺しようとするハイジャック犯の手により墜落しようとしている飛行機の中で、
不運にもあっという間に死んでしまう乗客と
安楽死できる注射を高値で売ろうとするセールスマン。
絶望的なはずなのに、なぜかちょっとおかしい状況です(^^ゞ
人がこういう被害に遭う時って、
どうしたって「唐突な展開、理不尽な不幸」になりますよねえ。
そして女性がどんな目に遭って男性に復讐しようとしたのかメチャクチャ気になります。

<昔夕日の公園で>
めちゃくちゃ短いお話です。
意味はよくわからないんですが、リアルに怖い話です。
例えばお湯が濁る入浴剤を入れてお風呂に入って、
自分の足どころか腕さえ見えなくてちょっぴり怖くなる感じ。
誰も居ないと思って歩いてた道で、
(自分的には)突然人が現れて一人で勝手にドキドキしてる感じ。
そういう感じの怖さを感じました。
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天野 優
性別:
女性
職業:
会社員
趣味:
UNICORN・SMAP
自己紹介:
UNICORN・SMAP(中居君)が大好きな社会人です。辛口も甘口も言いたい放題です。趣味でCGイラストも描きます。東京在住。ファン歴はどっちも15年以上。11月8日生まれのさそり座です。
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